【中級者向け】WEB開発企業が求める「Gitによるチーム開発経験」について解説!
みなさま、こんにちは!
ジェイマックスリクルートメントの田中です!
最近はまた少しずつ涼しくなってきましたね!
個人的にはちょっと寒いくらいが好きなので、
あともう少しだな~と思う日々です。
日々、企業様とも募集要件のお話を伺うことが多いのですが、
最近現場の方からも「Gitによるバージョン管理の経験」、
「Gitによる複数人でのチーム開発経験」が欲しい、と伺うことも多くなりました。
特に、クラウド型で自社サービスを提供している企業や、
フルリモートワーク勤務が可能なWeb系企業に多く見受けられます。
Gitによるチーム開発とは・・・何ぞやということで、
今日は勉強したことをまとめてみます!
Web系の企業様に挑戦したい方も必見です!
■ GitHubとは、分散型バージョン管理システムの1つ
Gitとは、分散型のバージョン管理システムの一つです。
ソースコードを書いたファイルを、Gitを使って管理することで、
更新履歴をGitに保存しながら、開発を進めることができます。
Gitに更新履歴が保存されていくことで、
編集前のファイルを残したまま、
新しく編集したファイルを保存することができます。
・自分のパソコンにすべての変更履歴が保存される
・一度編集したファイルを元の状態に戻せる
・複数人で修正した部分を1つに統合できる
・誰がどのように変更したのかが共通で分かる
・チームで状態共有でき、情報共有のスピードが早い
・様々なファイルの管理が可能(Excel、画像ファイル等も)
プロジェクトの人数が増えると、
それぞれの方々が変更する箇所が増え、
管理しづらくなっていたところに登場したのがGitのようです。
チームで効率よく作業をするには、欠かせないツールですね!
■Gitを用いる理由は、チームで品質の高いコードが作れるから
Gitとの比較に出てくるものが、SVN(Subversion)です。
SVNでのバージョン管理を行ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
SVNとは、集中型バージョン管理システムの一つです。
SVNは、サーバーで管理しているソースコードを取得し、
手元のローカルPCから作業コピーを要求し受け取り、編集して、
サーバーにソースコードの編集内容の差分を送り返す流れとなります。
サーバーに対して直接ソースコードの取得と登録を行うイメージです。
なぜGitだと良いのか。SVNと比較をしてみました。
・バージョン管理を行う倉庫がローカル環境になく、遠隔のサーバーのみ
→ たくさんの方が開発していると、こまめな変更記録がしづらい◎Git:分散型バージョン管理システム
・バージョン管理を行う倉庫がローカル環境にもある
→ 手元の倉庫に登録ができるため、自分の作業履歴を見ながら
こまめな変更記録も行いやすい
ローカル環境にバージョン管理の倉庫(リポジトリ)が
あるか、ないか、がポイントになり、
より人数の多いプロジェクトでの開発を行う際には、
分散型のバージョン管理システムが適切なのですね。
余談ですが、さらにもう1つ。Gitの良いところとしては
「コードレビューがしやすい」というところもあるようです。
コードレビューを行う際にGitの「プルリクエスト」を使うと、
ローカル環境で編集したコードの変更を他の開発者方、
レビュー担当の方に通知をすることができます。
・ローカル環境での機能追加や改修など、作業した内容を通知できる
・ソースコードの変更箇所をわかりやすく表示できる
・チャットのようなUXでソースコードに関してのやりとりが楽にできる
等
Gitでのプルリクエストを使って、
コードレビューの文化を根付かせることで、
チームで品質の高いコードが作れるということですね。とても便利です!
■ まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、Web系企業で求められる「Gitによるチーム開発」に
フォーカスしてまとめてみました。
チームで変更箇所など共有しやすい・Gitは、SVNとは違い、ローカル環境にバージョン管理をする
倉庫があるため、こまめな変更記録も行いやすい
効率よくチームで開発を行う上では、必要なツールなのですね。
仕組みや概念、言葉を覚えるところも多いようなので、
まずは気軽にアカウント登録がしやすいGitHubから慣れていただくと良さそうです。
何かの参考になりましたら、幸いです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします~!