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【転職に迷う40代エンジニアへ】40代のキャリア戦略|転職ノウハウ5つ

公開日:2024年08月23日 カテゴリー: タグ:





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はじめに

 

数年前まで、「転職は35歳まで」という噂があったことを

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

しかし、近年ではITの広がりと労働力不足により、

中途採用でも幅広い年齢層を採用する動きが広まりました。

 

採用の年齢枠が広がったことで、即戦力採用も徐々に増えてきており、

40代のエンジニアのニーズが増えている状況です。

企業が求める人材は様々ですが、40代エンジニアの場合、

主に3つのキャリアに分かれている事が多いです。

 

今回は、転職を迷われている40代のエンジニアに向けて、

今後のキャリアパスと転職市場について情報提供をしていきたいと思います!

 

 

 

 

 

40代エンジニアのキャリアパス3つ

 

はじめに、40代のエンジニアが企業に勤める場合、

一般的に3つのキャリアパスがあると言われています。

 

 

 

スペシャリスト(テックリード・リードエンジニア)になる

 

1つ目は、スペシャリスト(テックリード・リードエンジニア)になる

キャリアパスです。

 

この記事では、特定の技術や言語に特化したエンジニアと定義します。

スペシャリストはコード品質の担保や、技術選定、

アーキテクチャの設計など、技術力でチームを率いる役割を担います。

このキャリアパスを目指す場合、技術に対する専門的な知見が

求められることが多いです。

 

 

 

マネジメントをする(PM・EM)

 

2つ目に、マネジメントをする(PM・EM)キャリアパスです。

この場合、開発やメンバーのマネジメントなど幅広く担当します。

 

開発マネジメントの中には、プロジェクトの上流工程のみを担当する

プロジェクトマネージャー」の他に、上流から下流まで自らも手を動かして

開発に携わる「プレイングマネージャー」の道もあります。

企業によりその範囲は異なりますが、IT業界の場合、

開発経験のあるマネージャーの方が企業のニーズが高いと言われています。

 

 

エンジニア組織を指揮する(CTO・VPoE)

 

3つ目に、エンジニア組織を指揮する(CTO・VPoE)キャリアパスです。

エンジニアの組織構造や、採用、人事評価などに関する責任を負ったり、

技術最高責任者として、会社の技術戦略の決定や立案に携わります。

 

このキャリアパスを目指す場合、経営視点をもってエンジニアチームを導くため、

ビジネススキルも求められます。

 

 

 

その他(フリーランス・コンサルタント)

 

上記3つのキャリアパス以外に、会社に所属しない形で

開発に携わるフリーランスや、システムコンサルタントになる

道もあります。今回は、上記3つのキャリアパスの解説となるため、

こちらの内容は後日別の記事でご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

現在の40代エンジニアの転職市場の特徴3つ

 

現在の40代の転職市場は先ほど述べた3ポジションのニーズが高いです。

それでは、他の年代と比較したとき、40代エンジニアの転職市場は

どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、3つご紹介したいと思います。

 

 

 

売り手市場だが20代30代に比べると採用人数が減る

 

1つ目に、現在IT業界は売り手市場と言われていますが、

40代は20代、30代に比べると、求人数が減る傾向にあります。

 

なぜなら、マネジメントや管理職などハイスキルを求められる

ケースが多く、ポストが狭いためです。もし10名の開発チームの中に

マネージャーが5人いた場合、話がまとまらず開発が止まってしまう

可能性が高いですよね。そのため、40代のエンジニアは20代30代に比べると、

求人数が少ない傾向にあります。

 

 

 

マネジメントスキルの他に、管理能力を求める企業が多い

 

2つ目に、マネジメントスキルの他に管理能力を求める企業が多いです。

PMの業務においては、QCDの考え方が大切だと言われます。

 

Q = Quality(品質)

C = Cost(コスト)

D = Delivery(進捗)

 

そのため、品質管理、コスト管理、進捗管理の3つの

管理能力でプロジェクトを円滑に回していくことが求められます。

 

 

 

職種によっては求人がほぼないことがある

 

カスタマーサポートやカスタマーサクセスなど、

サポートをメインとする職種はの場合、

ジュニア層を求める傾向が強いため、40代の転職市場では

求人数が少ない傾向にあります。もしサポート職種を目指す場合は、

サポートチームの組織マネジメントのキャリアパスを目指したり、

顧客折衝外部交渉をする営業などのキャリアを目指すと

良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

転職か現職に残るか迷ったときに参考にして欲しいポイント3つ

 

よく求職者様から、「転職をした方が良いか、現職に残った方が良いか」

の相談を受けることがあります。多くの方は、転職軸が

定まっていなかったり、職後の働くイメージが持てて

いないことが多いです。ここでは、転職か現職に残るか迷った際に

ご活用いただけるポイントを3つご紹介したいと思います。

 

 

 

5年後、10年後のキャリアプランを考える

 

1つ目に、5年後、10年後のキャリアプランを考えてみましょう。

転職活動が始まると、好条件に惹かれ、当初目指していたキャリアを

見失ってしまう方が多くいらっしゃいます。今後のキャリアプランを

考えておくことで、転職軸が見つかり、面接の回答にもご活用頂けます。

 

 

 

自分の市場価値を調査し、キャリアの棚卸しをする

 

2つ目に、自分の市場価値を調べ、キャリアの棚卸しをして

みましょう。市場のニーズと自分の市場価値を比較することで、

今後目指すものが見えてくるかもしれません。市場調査の際、

エージェントを頼る手もありますが、自分で市場価値を

確認する方法があります。

 

セルフ調査の方法はとても簡単です。企業の求人票に

書かれている求める人物像と自分のスキルを比較して、

自分のスキルが市場でどの程度求められているのか、

確認してみると良いでしょう。

 

但し、企業ごとに求める人物像は異なるため、

複数の求人と比較してみることをお勧めします。

 

 

 

転職した場合と現職に残る場合の双方のメリットを考える

 

3つ目に、転職をした場合と、現職に残る場合の双方のメリットを考えてみること

をお勧めします。メリットを比較した際、3-1でお話した5年後、

10年後のキャリアプランが現職でも叶えられるのであれば、

転職のタイミングをずらして現職に残るという選択肢も

あるのかもしれません。実際、弊社にお声がけ頂く求職者様の中には、

現職でしばらくスキルを積んでから希望の会社に挑戦するという方も

多くいらっしゃいます。今すぐ転職をしなければいけない状況でない限りは、

一度現職に残る手段も検討してみてもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

転職活動を始める際、やっておいた方がいいこと3つ

 

続いて、転職活動を始める際にやっておいた方がいいことを

3つご紹介したいと思います。

 

 

 

応募する企業を徹底的に調査する

 

1つ目に、応募企業を徹底的に調査することをお勧めします。

多くの方は、複数の企業へ同時に応募することが多いでしょう。

同時に数十社の企業理解を深めることは難しいですが、

入社志望度の高い企業の場合はなるべく細部まで

企業研究を行うことをお勧めします。

企業研究は以下を参考にすると良いでしょう。

※企業研究の方法については、後日別の記事を配信予定です。

 

 

 

自己研鑽(マネジメントや技術の学習、資格の取得)

 

2つ目に、自己研鑽を継続することをお勧めします。

自己研鑽は選考の際、技術のキャッチアップが出来るか

柔軟な判断が出来るかなどの判断材料となります。

 

40代エンジニアの自己研鑽の方法として、技術面の学習の他に、

マネジメントスキルビジネススキルなどがあります。

また、資格取得も有効な手段です。プロジェクトマネージャー試験

PMP試験など、企業によっては資格取得手当がある企業もあるため、

ぜひ取得することをお勧めいたします。

 

資格についての記事はコチラから▼

【ここで評価されるPMの資格!】プロジェクトマネージャ試験とPMP

 

 

 

面接対策

 

3つ目に事前に面接対策をしておくことをお勧めします。

40代のエンジニアの場合、面接官は論理的思考があるか

どうか確認するケースが多いです。

そのため、事前に回答に相違がないよう、対策をするといいでしょう。

面接対策についての記事はコチラ▼

 

 

 

 

 

 

 

 

転職を成功させるポイント3つ

 

それでは、転職を成功させるポイントを3つご紹介したいと思います。

 

 

 

職務経歴書ではスキル面をアピールする

 

1つ目に、職務経歴書はスキルをアピールする事をお勧めします。

実際にやってきたプロジェクトの中で、自分が得意とするスキル

について詳細に記載することで、企業はあなたが入社した際、

どのプロジェクトで活躍頂けるか具体的にイメージできるようになります。

 

 

 

面接時は、マインドとこれまでの経験をどう活かすのか具体的にアピールする 

 

2つ目に、面接時はマインドとこれまでの経験をどう生かすのか

具体的にアピールすることをお勧めします。

 

企業の多くは、どの程度入社志望度が高いか入社後の

活躍イメージが持てているかを評価します。そのため、

サービスや理念に関する自分の考えと、入社後のイメージは

事前に考えをまとめておくといいでしょう。

 

 

 

論理的思考・コミュニケーション力をアピールする

 

3つ目に、論理的思考・コミュニケーション力をアピールすることを

お勧めします。面接の際、40代はマネジメント採用のケースが多いため、

論理的な思考があるかコミュニケーション力があるかも評価対象となります。

 

そのため、マネジメント経験がある方は、チームをどのように指揮してきたか

どのようにコミュニケーションをとってきたかを簡潔に応える練習を

しておくといいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

エンジニア転職の成功事例

 

続いて、弊社でご支援したことのある40代エンジニアをもとに、

転職のポイントについてご紹介したいと思います。

 

 

 

事例① Aさん 40歳 男性 SE→PM(プレイング)

 

 

【ご希望】

・現職で人事制度が変わり、実績ではなく学歴を重視した人事評価が

 実施されることになったため、実績ベースで評価頂ける環境で働きたい。

 

【評価されたポイント】

自ら手を動かして現場でマネジメントをしたいというキャリアが

 求人とマッチしていた。

・会社のプロダクトへの関心と自身の体験談をもとに、

 サービスを育てる想いを伝えたことが面接で評価された。

 

 

 

事例② Bさん 43歳 女性 SESのPM→プライムSIのPM

 

 

【ご希望】

・派遣事業をメインとしており、周りの人と視座が異なっている。

・従業員同士のコミュニケーションの多い職場で働きたい。

 

【評価されたポイント】

会社のカルチャーの共感と自身の価値観を踏まえて話したことで、

 カルチャーフィットした。

PM業務に対する想いを伝えたことで、企業が具体的に入社後の

 活躍をイメージできた。 

 

 

 

どちらの方も面接では会社のビジョンやサービスに対する共感が評価されました

企業に入社した後の活躍する姿を具体的にイメージしてお話しすることで

お互いの認識も合うので、ぜひ熱心にアピールすることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

さいごに 

 

今回は、転職を迷われている40代のエンジニアに向けて、

キャリアパスと転職市場についてお話しました。

 

 

今回のまとめ

 

1. 40代の転職のキャリアパス3つ・・・

 「スペシャリストになる」  「マネジメントをする」  「組織を指揮する」

 

2. 40代の転職市場の特徴3つ・・・

 「売り手市場だが20代30代に比べると求人数が減る」

 「マネジメントスキルや管理能力を求める企業が多い」

 「職種によって求人がほぼないことがある。」

 

3. 転職か現職に残るか迷ったときの方法3つ・・・

 「5年後10年後のキャリアプランを考える」

 「自身の市場価値を知るために求人をチェックする」  

   「転職する場合と現職に残る場合双方のメリットを考えてみる」

 

4. 転職前にやっておいた方がいいこと3つ・・・  

   「企業研究」「自己研鑽」「面接対策」

 

5. 転職を成功させるポイント3つ・・・  

   「職務経歴書でスキルをアピール」

 「面接時はマインドをアピール」

 「論理的思考、コミュニケーション力をアピール」

 

 

 

ここまでたくさんのことをお伝えしましたが、ずは転職して

えたいことを明確にし、それが転職でかなえられるかどうかを

考えてみるといいでしょう。

 

 

その中で、状況によっては現職に残るという選択肢を

考えてもいいかもしれません。おそらく多くの方は現職の仕事を

しながらの転職となると思います。

 

 

転職に関してご不安な方は、一度弊社にご相談頂けると幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 




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