【クラウドエンジニアを目指すインフラエンジニアの方へ】2024年企業の需要高まるクラウドの動向
Contents
はじめに
こんにちは。ジェイマックスリクルートメント外川です!
最近、クラウドの需要が高まっていると耳にすることは増えていませんか?
近年、クラウドを導入する企業が増えており、その勢いは今後も増していくと
言われています。それに伴い、インフラエンジニアにクラウドの知見を求める
企業が増えています。
本記事では、企業のニーズが高まる2024年現在のクラウドの需要について整理
していき、クラウド未経験のインフラエンジニアがクラウドエンジニアになる
可能性を広げるための情報提供をしていきたいと思います。
企業のクラウドの需要が高い理由3選
現在、弊社のお取引をする企業が持つインフラ(クラウド)職種の求人のうち、
約7割は「クラウドの経験」が求められる求人となります。
では、なぜ企業のクラウドの需要が高まっているのでしょうか。
企業クラウドの需要が高い理由は多々あります。今回は一般的に
挙げられている3つの理由について紹介したいと思います。
1.導入後すぐに利用できる
クラウドの需要が高い1つ目の理由は、導入後すぐに利用できる点が挙げられます。
従来のオンプレミス環境の場合、導入にあたり機材の調達から行う必要があり、利用
開始まで約数か月~1年程かかりました。しかし、クラウドの場合、導入後すぐに
利用できるため、ビジネスにさらなるスピードが求められている昨今についていく
ための策として、需要が高まったと言われています。
2.容量を柔軟に拡張できる
2つ目の理由としては、容量を柔軟に拡張できる点が挙げられます。
従来のオンプレミス環境では拡張する場合、追加で機材の用意が必要になり、拡張に
時間がかかります。一方でクラウドの場合、インターネット環境さえあればCPUや
ストレージの拡張も柔軟で迅速に実施できるため、必要な時に必要な量を使用する
現代のニーズにマッチしていると言われています。
3.初期費用・運用コストが抑えられる
3つ目の理由は、初期費用・運用コストが抑えられる点が挙げられます。
オンプレミス環境の場合、導入・運用の段階で人件費や機材の維持管理費等莫大な
費用が必要になります。ですが、クラウドであれば、インターネットを経由して
クラウドを提供する企業のサービスを利用するため、費用を抑えられる点が需要の
高まった理由の1つといわれています。
クラウドの需要が高い理由 まとめ
1.導入後すぐに利用できる
2.容量を柔軟に拡張できる
3.初期費用・運用コストが抑えられる
※オンプレミス…オンプレミスとは、自社で必要なハードウェアやソフトウェア等を自社で用意して運用管理すること。
2024年現在台頭する3大クラウドとその需要の予測
ここまでクラウドの需要が高い理由を3つお伝えしました。では、どのような
クラウドの需要が高まっているのでしょうか?現在、企業のニーズに合わせた様々な
特徴のクラウドが登場しています。ここでは2024年現在、需要が高いクラウドを3つ
ご紹介したいと思います。
1.AWS
【特徴】
- Amazonが提供するクラウドサービス
- クラウドサービスの中でもとくに歴史が長い
- 拡張性、汎用性が高く、多様なサービスを提供している
- クラウド市場の中でも世界トップクラスのシェア率を誇る
- 日本語での情報やナレッジも集めやすい
【シェア率】
調査会社であるアメリカのSynergy Research Group社によると、2023年第1四半期のAWSの
シェア率は減少傾向にあり、現在は31%となっています。徐々にシェア率は減少しているものの、
今でも多くの企業に利用されています。
2.Azure
【特徴】
- Microsoftが提供するクラウドサービス
- OfficeやMicrosoftサービスやテクノロジーとの親和性が高い
- オンプレミス環境との連携がしやすい
- 大企業や官公庁などでも多く利用されている
- 2024年にはAzure上でGPT-3やChatGPTをAzureプラットフォーム上で
利用できるようになり、利便性や性能の高さで話題を集めている
【シェア率】
2023年四半期のSynergy Research Group社の報告によると、2023年第1四半期の
Azureのシェア率は24%となっており、AWSのシェアに近づいていています。
今後Azureはさらにシェアを拡大することが予測されています。
3.GCP
特徴:
- Googleが提供するクラウドサービス
- 安定で強固なインフラ環境を利用できる
- 戦略的なデジタルマーケティングや、ビックデータやデータ分析を用いた
経営革新や事業課題解決に定評がある
- 機械学習やAIを活用したデータ分析が得意
- エンタープライズ企業やデータサイエンティスト、機械学習エンジニア向けの
サービスが豊富
【シェア率】
2023年四半期のSynergy Research Group社の報告によると、2023年第1四半期の
GCPのシェア率は11%となっており、今後も徐々に需要が高まることが予測されています。
クラウド未経験のインフラエンジニアがクラウドエンジニアを目指すには?
ここまでお話してきたように、企業におけるクラウドの需要は非常に高まって
きており、今後クラウドエンジニアの需要は増すと言われています。
ここまでのお話を聞いて、「今クラウドの知見が無いとクラウドエンジニアに
なれないのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
安心してください。クラウド未経験でも、クラウドの知見があればクラウド
エンジニアに挑戦できる可能性は十分にございます。
クラウドエンジニアになる方法
ご自宅にてクラウドを触る
先述した3大クラウド(AWS、Azure、GCP)を提供している各企業は、
公式サイトにて無料でクラウドについて学習できる講座を公開しています。
AWS:https://aws.amazon.com/jp/training/
Azure:https://www.microsoft.com/ja-jp/events/top/training-days
まずは自分に合った学習方法で、クラウドに触れてみるところから始めて
みるといいかもしれません。オンライン学習プラットフォームのUdemyでは、
クラウドについて一部無料で学べる講座も多数公開されています。
※有料の講座もございます。
現在、どのクラウドを始めたらいいか迷われている方は、シェア率の高い
AWSから始めてみてはいかがでしょうか。学習できるコンテンツが
充実しているという点では、AWSは始めやすいクラウドの1つでしょう。
一度1つでもクラウドの技術を身に着ければ、他のクラウドでも応用が
しやすいです。
まずは一つのクラウドから始めてみるのがお勧めです。
さいごに
クラウドは今やインフラエンジニアだけでなく、エンジニアの幅広い業務で
求められるようになりました。そして、今後もそのニーズはさらに高まって
いくと言われています。クラウドエンジニアになると今後のキャリアも広がり、
場合によりリモート環境での仕事もできるため、働き方の幅も広がります。
弊社は多くのインフラエンジニアをご支援させて頂いた実績があり、中には
クラウド未経験からクラウドエンジニアへとキャリアチェンジを成功された
方もいらっしゃいます。また、クラウドの技術が未経験でもSI等であれば
応募できる求人は多数ございますので、ご希望の方はお気軽に相談頂けますと
幸いです!
今後のキャリアでお困りの方は、お気軽にご相談頂ければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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