【ここで評価されるPMの資格!】プロジェクトマネージャ試験とPMP
はじめに
こんにちは!ジェイマックスリクルートメント外川です。
突然ですが、皆さんは資格を持っていますか??
私は今、ITパスポートの資格取得に向け、勉強に励んでいます。
資格を取得する目的として、知識習得はもちろんのこと、
スキルを証明する手段として最適な手段の1つです。
開発者からプロジェクトマネージャ-(PM)にキャリアアップできたけど、さらにPMとしての
スキルを上げていきたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
今回はプロジェクトマネージャーにお勧めの資格「プロジェクトマネージャ試験」と
「PMP」についてご紹介したいと思います。
結論から申しますと、この2つの資格はどちらも高く評価されているため、
キャリアアップを狙いたい方や、現場でのプロジェクトマネジメントスキルの向上を
目指したい方にお勧めの資格となっています。
では早速、それぞれの資格について詳しく解説していきましょう!
プロジェクトマネージャ試験とは
・概要
プロジェクトマネージャ試験とは、情報処理機構(IPA)が主催する
プロジェクトマネジメントに特化した国家資格です。本試験は
「システム開発プロジェクトの実現に向け、プロジェクトマネジメントの
役割を円滑に成功するための知識や実務」を問われます。実務経験に付加価値を
付けるのに最適な資格といえます。
・対象者
システム開発プロジェクトにおいてプロジェクトマネジメント業務を
担う方を対象とした資格となります。受験にあたっての制限はないのですが、
実務経験に基づいた出題を問われることも多く高難易度の資格と言われているため、
十分な実務経験を積んでから挑戦する方が多いようです。
・合格率はどの程度か
2023年10月に実施された本試験の合格率は13.5%でした。
(例年は13~15%の推移です)IPAが主催する情報処理技術試験の中では、
最難易度の試験となります。
・どんなことが出題されるのか。
試験は選択式(午前・午後の2部構成計)/記述式/論述式の4部構成に
分かれています。IPAのサイトでは、プロジェクトの立ち上げから終結まで、
プロジェクト推進に関する全工程の知識・実践能力が出題範囲として
表記されています。(立ち上げ>計画>実行>管理>終結)
・いつ試験があるか
年1回秋季に開催されます。
・ 目安の学習時間は?
合格に必要な学習は実務年数や経験により異なりますが、
おおよそ100~300時間程度といわれています。
・試験対策は独学でできるか
独学でも受験は可能です。合格率を上げたい方はスクールに通うのもお勧めです。
・評価される場面
プロジェクトマネージャ試験の資格を保持していると、顧客からの信頼を得やすく
なる効果があります。また転職市場で高く評価される資格となりますので、
プロジェクトマネージャ試験の資格を持っておくことで、転職活動を有利に進める
ことも可能です。
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)とは
・概要
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)とは、「受験者の
プロジェクトマネジメントに関する経験、教育、知識」について問われます。
PMI本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格であり、
プロジェクトマネージャーとしてのスキルを証明する最適な資格といえます。
・対象者
システム開発プロジェクトにおいてプロジェクトマネジメント業務を担う方を
対象とした資格となります。PMPはプロジェクトマネージャ試験とは異なり、
受験資格として大きく2つの条件が課せられています。
■いずれかに該当すること。
1.大学卒業またはそれに相当する資格保有者である場合、
4500時間以上のプロジェクトマネジメント経験があること。
2.高校卒業またはそれに相当する資格保有者である場合、直近8年間に
5年以上かつ7500時間以上のプロジェクトマネジメント経験があること。
■PMIが認定する認定トレーニング・パートナー(ATP)にて
35時間以上の公式プロジェクトマネジメントの研修を受講していること。
※現役のCAPM資格保有者は、研修が免除されます。
・合格率はどの程度か
PMIは合格率を公表していませんが、一般的には60~80%と言われています。
一定上の知識を保持ち、プロジェクトマネージャーとしての実務経験を持つ方を
対象としているため、正しく対策をすれば合格できる資格と言われています。
・どんなことが出題されるのか。
試験は選択問題が200題出題され、制限時間は4時間となっています。PMIのサイトでは、
試験の約半分は予測型プロジェクトマネジメント・アプローチに関するものであり、
残りの半分はアジャイル・アプローチに関する問題が出題されると表記されています。
・いつ試験があるか
ほぼ毎日実施しており、いつでも受験することが出来ます。1回の申し込みで
3回まで受験が可能です。ただし、3回不合格になるとその後1年間は
受験できませんので、注意しましょう。
・目安の学習時間は
合格に必要な学習は実務年数や経験により異なりますが、おおよそ
100~200時間程度と言われています。
・試験対策は独学でできるか
PMBOKの書籍で学習ができます。合格率を上げたい方はスクールに通うのもお勧めです。
・評価される場面
PMPの資格を保持していると、顧客からの信頼を得やすくなる効果があります。
また転職市場で高く評価される資格となりますので、PMPの資格を持っておくことで、
転職活動を有利に進めることも可能です。
また従業員にPMP資格の取得を推奨する企業も多く、SIerやコンサル企業の場合、
資格支援制度の対象になっていることが多いです。
どちらの資格がおすすめ?
冒頭でも述べましたが、プロジェクトマネージャーの資格はどちらもスキルを
証明できる資格であるため、キャリアアップや現場でスムーズな
プロジェクトマネジメントを実行したい方には、どちらの資格もお勧めの資格です!
弊社では今回ご紹介した2つの資格を歓迎要件として設定している企業の求人を
多数保持しているため、気になる方はぜひ一度ご相談ください!
最後までお読み頂きありがとうございました!